2011-01-01から1年間の記事一覧

もう、ビニール傘は買わない。暮らしと自分を変える60の習慣

雨が降ったらビニール傘を買えばいいやというのをやめると、出がけに何度も空を見上げ、風の湿り気を確かめ、季節がぐっと身近になります。食生活、ものの持ち方、人付き合い、季節のたしなみごと・・・。使い捨てや、お金やモノに頼る生活を卒業しましょう…

アメリカ南部の家庭料理

フライドチキンやコールスロー、BBQリブにシナモンロール、レモネード、アメリカ南部の本格料理レシピ集。丁寧なプロセス、わかりやすい説明、写真多数。A4版。材料が入手できない場合も代用品が掲載されています。これなら、私も出来るかも! アメリカ南部…

クートラスの思い出

毎夜、孤独な儀式のように手札大のカルト(carte)を描き続けたというロベール・クートラス。暮しの手帖で、以前取り上げられていて忘れられなかった。本書は作品の相続者であり、生前のパートナーでもあった岸真理子Moliaさんによるもの。 「いつか、クート…

押し入れの虫干し

料理家の高山なおみさんが、曇りない五感で紡ぐ、少女の頃の濃密な時間。四季によりそい、原点を旅した、自伝的な物語。 (リトルモア・サイトより引用) 押し入れの虫干し (真夜中BOOKS) 作者: 高山なおみ 出版社/メーカー: リトル・モア 発売日: 2011/12/1…

ヨウ素たっぷり海藻浄化レシピ

海藻はヨウ素たっぷりで低カロリー。食物繊維、ビタミン、ミネラルたっぷり。便秘知らずに血液さらさら、代謝アップにお肌プルプル!っていいことづくめやん。 ヨウ素たっぷり海藻浄化レシピ 作者: 汲玉 出版社/メーカー: 文化出版局 発売日: 2011/11/01 メ…

原発難民日記――怒りの大地から

日本初の宇宙飛行士となった秋山豊寛さんは、TBS退社後福島県の阿武隈山地で自給自足の生活を送り、有機農業に携わっておられた。自宅のある田村市滝根は避難区域からわずかにはずれるものの、震災後、郡山、群馬県と避難。「原発は広大な阿武隈の森を汚染し…

「2011年、買って良かったもの」

浮かばないのですよ、今年は。強いていえば無印の土鍋…、なんてこった。いまだに自宅を遠く離れた避難生活。洋服も本もほとんどは段ボール箱入りの原発難民生活も9ヶ月目。先のことが見えない生殺し状態、いい加減疲れました。また次にどこに移るかわからな…

パリのおやつ旅のおやつ

旅するパティシエ、多田千香子さん。『パリ砂糖漬けの日々』以来のファンです。子連れになってもチカゴの旅はノン・ストップ、羨ましい限りのエネルギーです。★「論より、おやつ」http://www.asahi.com/food/column/oyatsu/ パリのおやつ旅のおやつ 作者: 多…

デモいこ!

「気軽に楽しく真剣に」、デモに行こう!これまでデモや政治活動とは無縁だった人たちのためのデモ実践ガイドブック。12月27日発売予定。 デモいこ!---声をあげれば世界が変わる 街を歩けば社会が見える 作者: TwitNoNukes 出版社/メーカー: 河出書房新社 …

わたしはここよ&もうすぐ夏至だ

「何といふ顔をしてわれを見るものか私はここよ吊り橋ぢやない」河野裕子 わたしはここよ 作者: 河野裕子 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 2011/11/29 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る 「一日が過ぎれば一日減つてゆく君との時間 もう…

年老いた猫との暮らし方― 飼い主たちの体験から―

我が家の初代猫は23歳で逝きました。10歳を過ぎた頃、転勤のため飼えなくなり夫の実家へ引き取られました。もともと雑種のたくましい猫でしたが、年老いてからそれはそれは大事にケアされ、晩年は歩く骨格標本のように痩せてしまいましたが、凛として最後の…

セカイのきんぴら

あると嬉しい小さなおかず、たとえばきんぴらごぼうみたいなの。世界あちこち旅して教わった、そんな小さなおかずのレシピ集。役立ちそうです。 セカイのきんぴら 作者: 飯島奈美 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2011/10/20 メディア: 単行本 購入: …

逃避めし

この逃避願望、よーくわかります。「何も今作る必要はない。だが、そんなときにこそうずくのが逃避の虫である。仕事が遅れるかもしれない、担当編集者に申しわけない。そう思う気持ちこそが、なによりのスパイスだ」(本文より) 逃避めし 作者: 吉田戦車 出…

悲しみのゴンドラ

今年度ノーベル文学賞受賞作。「詩にとらえられた言の葉は、まるで消えゆく緑のようだ。脳卒中で言葉を奪われたのち、詩人は前後に深い沈黙をたたえる新しい色を染めあげた。そしてなによりもすばらしい黒。「ゴンドラは命を重く積み運ぶ、簡素で黒いそのか…

原発賠償の行方

法律も枠組みも決まったから賠償は粛々と進行する……なんて思ったら大間違い! 福島第一原発事故の賠償は、建国以来最大の法律問題であり、そう簡単に事は進まない。今後、全国民にツケが回されること必至。外国からの賠償請求額は想像もつかない。なぜこんな…

人は100Wで生きられる―だいず先生の自家発電「30W生活」

3.11以降、政府、東電の対応、原子力ムラの動き、どれも希望が持てない状況が続いています。どこに希望を見いだせばいいのでしょうか。山間のいなかの農業用水路で行った、小さな小さな水力発電の実験に希望を見出すヒントがあると、だいず先生こと高野雅夫…

タネが危ない

タネを売るとは、いのちを伝えること。一代種F1が席巻するタネの世界ですが、自家採種をし伝統野菜を守り育てる大切さを訴えます。著者は我が国で唯一、固定種タネを扱う専門店「野口種苗」三代目主人、昔、手塚治虫氏の虫プロで『火の鳥』初代編集者だった…

プロテスト・ソング・クロニクル 反原発から反差別まで

ミュージック・マガジン8月増刊。ボブ・ディラン、RCサクセション、ジョン・レノンなどなど、社会的メッセージを音楽にのせて伝えてきたミュージシャンたち。彼らが訴えてきたこと、その時代背景を探る一冊。 プロテスト・ソング・クロニクル~反原発から反差…

湘南倶楽部のキッチンから

鎌倉で人気の野菜がおいしいレストラン「湘南倶楽部」初のレシピ本!旬の野菜を主役に、お肉やお魚などもバランスよく取り入れたヘルシーでおいしいレシピ、もう料理本は買わないつもりだったけれど…、気になります。 湘南倶楽部のキッチンから ?からだが欲…

魔法のはさみ

里山に暮らす自然写真家・今森光彦さん。今森さんの持つもうひとつの顔が「切り紙」。はさみ1本で命が吹き込まれ、魔法のように作り出された作品の数々。 魔法のはさみ―今森光彦の切り紙美術館 作者: 今森光彦 出版社/メーカー: クレヴィス 発売日: 2011/08 …

文明の災禍

生き方を問い直すという意味で。「危険だから原発は止めるべきだという論拠だけで、私は原発の終了を主張する気はない。勿論安全だとは思ってないが。私は原発を必要なものだと考えるような生き方はしたくない」 文明の災禍 (新潮新書) 作者: 内山節 出版社/…

あしたも、こはるびより。83歳と86歳の菜園生活。はる。なつ。あき。ふゆ。

以前から『自休自足』誌などに登場していたつばたさんご夫妻の菜園生活を紹介。よく手入れされたキッチンガーデン、手間を惜しまない丁寧な暮らし。ユーモアを忘れない創意工夫の数々。簡素で慎ましい、それでいて精神性豊か。こんなじいばあになりたいと思…

本へのとびら

宮崎駿が語る、「生まれてきてよかったんだ、と子どもにエールを送るのが児童文学」。自らの読書体験,挿絵の素晴らしさ,アニメと本との関わり,そして震災後の世界について─お薦め岩波少年文庫50冊も紹介(カラー版) 本へのとびら――岩波少年文庫を語る (…

ぼくたちが見た世界―自閉症児によって綴られた物語

ニューヨークの自閉症児のための特別支援クラスで学んだ主人公、カムラン。カムランはクラスの仲間たちのその後の人生、そして彼らが見た世界を描き出すために彼らを再訪する旅に出る。「自閉」のイメージをくつがえす、人間讃歌のノンフィクション。(出版…

みさおとふくまる

「お日様の下を生きる事ができれば、すべてが好日。今日もいい日だね、ふくまる」「ふくまる」という名のネコと、毎日畑へでかけるおばあちゃん、かけがいのない日常をとらえた写真集。 みさおとふくまる 作者: 伊原美代子 出版社/メーカー: リトル・モア 発…

今週のお題「センチメンタルな秋」

センチメンタル、そんな言葉もありましたね、昔は。311以降、現実に押されっぱなしでふみとどまるのが精一杯。センチメンタルになっている余裕も何もありませぬ。

いやらしさは美しさ

ロングセラー『ぼくは本屋のおやじさん』から30年、早川義夫の最新エッセイ集。その昔のジャックスの頃しか知らなかったけれど、YOU TUBE で最近の歌を聴き、また聴き始めました。★早川義夫公式サイト http://www15.ocn.ne.jp/~h440/index.html いやらしさ…

今週のお題「あこがれのヒーロー、ヒロイン」

長く生きて、しかもミーハーとなると、あこがれのヒーロー、ヒロインはあれこれ浮かぶのですが、さあ、どれにしよう?「リボンの騎士」、「ひみつのアッコちゃん」(アニメでなく雑誌の頃)、ちばてつやの「ユキの太陽」のユキ、どれも古い…。 リボンの騎士(…

パパと怒り鬼―話してごらん、誰かに

日本でDV防止法が施行されて10年。配偶者暴力相談支援センターへの相談は増加しているという。父親の暴力におびえる少年の視点からドメスティックバイオレンスを描いたノルウェーの絵本。 パパと怒り鬼 [ グロー・ダーレ ] ジャンル: 本・雑誌・コミック >…

使い分けるパソコン術

次々に出現するデジタルツールやパソコン関連サービスを前に立ちすくむ、おばちゃん一人(私のことです)。使いこなせないのは、あなたの責任ではない!(そうだ!)複雑化するデジタル世界を楽に生き抜くための「使い分け」を提言の本書で、遅ればせながら…