2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

なみだふるはな

1950年代水俣、そして2011年福島。企業と国家によって危機に陥れられたこの二つの土地の悲劇をそれぞれに目撃した石牟礼道子、そして藤原新也の二人が、絶望と希望の間を揺れ動きながら語り合う。 なみだふるはな 作者: 石牟礼道子,藤原新也 出版社/メーカー…

今週のお題「オススメのマンガ」「歩道橋で会いましょう」@週刊モーニング

今週発売の週刊モーニング掲載の読み切り「歩道橋で会いましょう」、ゆるくて深い。オススメです。作者は魚屋猫助(ととやねこすけ)さん。

ナマケモノのいる森で

表紙の色合いが素敵です。フランスで生まれたしかけ絵本の日本語版。『ナマケモノのいる森で』のタイトル通り、どのページにもいるナマケモノを探してみてください。プレゼントにもいいかもしれません。[rakuten:book:15780901:detail]

暗闇に耐える思想

「月に一夜でも、〈暗闇の思想〉に沈み込み、今の明るさの文化が虚妄ではないのかどうか、ひえびえとするまで思惟してみようではないか―」長年、大分の火力発電所建設反対運動や伊方原発訴訟に関わって来られた故松下竜一氏の講演録7回分を本にまとめたもの…

野菜いっぱい人気のデリレシピ 60

「Café&Meal MUJI」、MUJIこだわりの食材を使った人気レシピ。 Cafe&Meal MUJI 野菜いっぱい人気のデリレシピ60 作者: 中村新 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 2012/03/06 メディア: 大型本 購入: 30人 クリック: 712回 この商品を含むブログ (6件) を見…

飯舘村―6000人が美しい村を追われた

環境ジャーナリスト/環境教育コーディネーターとして飯舘村に長年関わってこられた小澤先生によるドキュメント、飯舘村。 飯舘村 6000人が美しい村を追われた / 小澤祥司 【単行本】 ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > 民俗 > 風俗…

驚きの介護民俗学

『神、人を喰う』でサントリー学芸賞を受賞した気鋭の民俗学者は、あるとき大学をやめ、老人ホームで働きはじめる。そこで流しのバイオリン弾き、蚕の鑑別嬢、山中を渡り歩く電線作業員、郵便局の電話交換手ら、「忘れられた日本人」たちの語りに身を委ねて…

「死にたい」気持ちをほぐしてくれる シネマセラピー上映中――映画通の精神科医がおススメ 自殺予防のための10本の映画

1998年以来、日本の年間自殺者数は3万人を超え続け、世界でもトップクラスの自殺率を示している。本書では、精神科医が選んだ適切な映画を観ることで自殺に関する適切な知識を与え、自殺の現実を感じたり、客観的に捉えたり、遺される人やその後の状況などを…

「原発避難」論―避難の実像からセカンドタウン、故郷再生まで

政府が新たな避難区域の見直しを新たに発表するだろう。国内「避難民」となった私たちは、また新たなスタートラインに立たされる。何を手掛かりに、生活を建て直せというのか。 原発事故を受け約15万人が福島県内外に避難し、今も帰る見通しが立っていない。…