2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

パパと怒り鬼―話してごらん、誰かに

日本でDV防止法が施行されて10年。配偶者暴力相談支援センターへの相談は増加しているという。父親の暴力におびえる少年の視点からドメスティックバイオレンスを描いたノルウェーの絵本。 パパと怒り鬼 [ グロー・ダーレ ] ジャンル: 本・雑誌・コミック >…

使い分けるパソコン術

次々に出現するデジタルツールやパソコン関連サービスを前に立ちすくむ、おばちゃん一人(私のことです)。使いこなせないのは、あなたの責任ではない!(そうだ!)複雑化するデジタル世界を楽に生き抜くための「使い分け」を提言の本書で、遅ればせながら…

これが見納め 絶滅危惧の生きものたち、最後の光景 LAST CHANCE TO SEE

絶滅危惧種の生きものたちを守りたいという衝動を理屈を超えて引き受ける人々の姿を、生き生きと描き出したネイチャールポ。 これが見納め [ ダグラス・アダムス ] ジャンル: 本・雑誌・コミック > 科学・医学・技術 > 動物学 ショップ: 楽天ブックス 価格: …

死ぬ気まんまん

すごいタイトルだけど、佐野洋子さんらしいなあ。これが遺作なんて…。エッセイの他に「死」をテーマにした対談、作家・関川夏央氏による「『旅先』の人」も収録。 死ぬ気まんまん [ 佐野洋子 ] ジャンル: 本・雑誌・コミック > 人文・地歴・哲学・社会 > 文…

それだけで美しい

シンガーソングライター沢知恵さんによるエッセイ集。銅版画家・奥勝實さんとのコラボレーション。ピアノインスト「ひとりひとりのうた〜盛岡スコーレ高校校歌」、「それだけで美しい」、「おなじ」の3曲を収録したCDつき。 それだけで美しい 作者: 沢知…

宮本常一 歳時習俗事典

日本中の村を町をくまなく旅した著者が綴る、民俗学をベースにした四季折々の 「日本文化と日本人を知る事典」。確かに、私が子どもだった昭和30年代のことさえ、記憶をたどることも難しくなってきた。 宮本常一 歳時習俗事典 作者: 宮本常一 出版社/メーカ…

ピーター・バラカン音楽日記

NHK FM 毎週土曜朝の「ウィークエンド・サンシャイン」で音楽案内人として活躍のバラカンさんのエッセイ集。2002年から2009年まで月刊PLAYBOY(集英社刊)で連載されたコラムに加筆されたもの。挿画は昨年急逝された沢田としきさん。★Weekend Sunshine http://…

異常な契約―TPPの仮面を剥ぐ

大震災と原発による避難を経て、私にとって大事なものはなんだろうかと問いかける日々。TPP参加によって、再びこのかけがいのない日常が奪われたり、壊されたりしてはならないと思う。よくわからない所で大事な決定が下されようとしていることにも、不安がつ…

今週のお題「ちょっとしたぜいたく」

季節柄、鍋ものの本を紹介したばかりですが、今日無印良品の伊賀焼計量土鍋軽量土鍋を買いました。蒸し鍋もできそうなので土鍋用蒸し皿も同時購入。土鍋が3500円に、蒸し皿が1300円、合計4800円のお買いもの。これが私のちょっとしたぜいたく。何てささやか…

いつでも土なべ

鍋ものが恋しい季節になりました。土なべも避難区域に置いてきてしまってまことに残念。新たに買うべきか…、使用頻度が高いので買うべきでしょうね、ふーっ。 いつでも土なべ 煮る、蒸す、焼く、炊く 作者: 松田美智子 出版社/メーカー: 文化出版局 発売日: …

ヤギと暮らす

田舎暮らしの相棒に!草を食むヤギさんたちはかわいいだけではない、自給自足生活に役立つ動物なのです。ニワトリも飼ってみると楽しかったけれど、ヤギもいいなあ。まずは、飼える場所を探すのが先決だけど…。そういえば地域SNSにいらした「まきのやぎお…

クロニクルFUKUSHIMA

放射能が降り積もった故郷・福島で、ポジティブな未来図を描いてゆくために、音楽家・大友良英が 「福島をあきらめない」 仲間たちとその可能性を語り合った魂の記録。私は8月15日、USTREAMで見ていました。 クロニクルFUKUSHIMA 作者: 大友良英 出版社/メー…

花森安治の青春

雑誌『暮しの手帖』創刊者であり編集長だった花森安治。二・二六事件以後、軍部が台頭し日本が戦争へと突き進んでいった時代、花森は従軍、退役後、大政翼賛会に職を得たが、戦後、自身の過去を封印した。『見よ、ぼくら一戔五厘の旗』で反戦のメッセージを…

写真集―誰かに贈りたくなる108冊 (コロナブックス)

茅場町の築80年のレトロビルに心魅かれ古書店を構えた著者が、パリ、プラハで買い付けた写真集の数々を紹介。★森岡書店 http://moriokashoten.com/「森岡書店」で画像検索すると、古書店内部やビルの外観がチェックできます。行ってみたい。 写真集―誰かに贈…

今週のお題「ペット大好き!」

断然ネコ派!今は避難を余儀なくされている状況で、ネコどもは泣く泣く娘のところに預けています。ほぼ日の「牛と海苔の思い出」は毎日チェックしてため息をついています。うちのネコどもはこんなに美形ではありませんけれど。もう二匹ともおばあさんネコで…

魔利のひとりごと

森茉莉の作品に触発されエッチングに取り組む佐野洋子、最強の組み合わせ。全集未収録作品の文庫化。 魔利のひとりごと (ちくま文庫) 作者: 森茉莉,佐野洋子 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2011/10/06 メディア: 文庫 クリック: 3回 この商品を含むブロ…

東北を歩く: 小さな村の希望を旅する

大震災から7カ月。がんばろう!なんて言わなくていい。立ち上がろうとしている東北の人たちを忘れないでほしい。日本の食を支えてきた人たちのことを、彼らの積み上げてきた暮しの一つ一つを。地元学を提唱し、長年、東北の小さな村々を歩き、各地の暮らしぶ…

そのこ

世界中で約2億1500万人もの子どもが、自分の意思に反した労働を強いられている…。西アフリカのガーナでカカオを収穫している「そのこ」と、日本にいる「ぼく」との日常が一冊の絵本に。 そのこ 作者: 谷川俊太郎,塚本やすし 出版社/メーカー: 晶文社 発売日…

考える人 2011年11月号

特集は「考える料理」、料理をしないのはもったいない?表紙、一心にお料理をしている女性は川上弘美さん。 考える人 2011年 11月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2011/10/04 メディア: 雑誌 クリック: 7回 この商品を含むブログ (9件) を見る

今週のお題「今年のうちにやっておきたいこと」

原発事故から半年以上経過。その1:記憶が途切れないうちに(何しろ昨日ことも覚束ないこともあるもので…)、3月11日以降の行動を記録しておくことその2:記憶が途切れないうちに(しつこいね)、県民健康調査用紙に当時の行動記録を記入しておくこと。た…

笑う子規

このあたりから俳句に近づいてみてもいいでしょうか。 笑う子規 作者: 正岡子規,天野祐吉,南伸坊 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2011/09/06 メディア: 単行本 クリック: 7回 この商品を含むブログ (6件) を見る

月3万円ビジネス― 非電化・ローカル化・分かち合いで愉しく稼ぐ方法

ひとが 電気を うみだした 電気が 便利を うみだした便利が 肥満を うみだした そうか ‥‥ 電気を へらそうひとが 電気を ふやした 電気が CO2を ふやしたCO2が 厄介を ふやした そうか ‥‥ 電気を へらそうでも ‥‥電気を へらすと 便利が へるぞ 便利を へ…

「心」と「国策」の内幕

「がんばろう日本!」と聞くと「欲しがりません、勝つまでは」を連想してしまうのは、私だけでしょうか。 「心」と「国策」の内幕 (ちくま文庫) 作者: 斎藤貴男 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2011/09/07 メディア: 文庫 クリック: 14回 この商品を含む…

自然がいっぱい 韓国の食卓

野菜の消費量が日本の2倍という韓国ならではの家庭料理大全。編纂した「緑色連合」は、開発から自然生態系を守る運動、原子力発電や核開発への異議申し立て、自然エネルギー提案などの活動をしている韓国のNGOだそうです。 自然がいっぱい 韓国の食卓―オモ…

今週のお題「小さい秋、見つけた」

月並みですが。この歌ならボニージャックスで決まりでしょうと思っていましたが、何と矢野顕子さんが歌っていらっしゃる!

心のケア--阪神・淡路大震災から東北へ

東日本大震災後、今も被災地ではボランティアの力を必要としています。ボランティアに出かけようと思っている方、心の傷を負った被災者の方々に関わる方、何かをしたいと思いながら「何もできない」と感じておられる方、一読をおすすめします。ノンフィクシ…

なにか、わたしにできることは

タイトルを見て震災後に企画された絵本かと思っていましたが、3年前のブックフェアで訳者の寺田真理子さんが見つけた本だそうです。日本でぜひ出版したい、「どこかで誰かに力を与えてくれるように」という、訳者・寺田真理子さんの願いがこめられた絵本です…