クートラスの思い出



毎夜、孤独な儀式のように手札大のカルト(carte)を描き続けたというロベール・クートラス。暮しの手帖で、以前取り上げられていて忘れられなかった。
本書は作品の相続者であり、生前のパートナーでもあった岸真理子Moliaさんによるもの。


「いつか、クートラスのような“アナーキーで哲学的で、内気で孤独な、冒険者たち”が、彼らの魂が疲れ果てている時に、このカルトと思いがけない遭遇をしてもらえたら……。クートラスの遺したカルトが、彼らの胸に、ほんの小さな火でもともしてくれれば……」岸真理子さん


クートラスの思い出

クートラスの思い出


僕の夜―ロベール・クートラス作品集

僕の夜―ロベール・クートラス作品集